採用における動画コンテンツ重視の流れを受け、働く人の魅力を伝える動画を簡単にスマホ1台で作れるアプリ「Hinome(ヒノメ)」を開発。2019年8月7日(水)にリリースいたしました。
近年、企業のウェブサイトや採用サイトに動画を掲載する動画PRの市場は急速に拡大していますが、動画制作は外注すると費用が高く、導入できる企業は限られています。
その背景を踏まえ、「Hinome」では、動画制作会社に依頼した場合の1本あたり30万円以上と高額な動画制作を、社内で制作可能とし、費用も無料プランからご用意いたしました。
資本の少ないベンチャー企業や中小企業の方々にも利用していただけるサービスとなっております。
動画制作アプリ「Hinome」の特徴
1)早期離職白書の著者が監修した動画テンプレート
新卒入社後3年以内に退職した“早期離職者”100名への対面インタビューとアンケート結果をまとめた日本初のデータ集『早期離職白書』の著者である井上洋市朗が動画フォーマットを監修。
これにより、就活生が“本当に求めている情報”を常に配信可能。
2)スマホ撮影&ガイド機能で動画制作を内製化
プロの映像作家が監修した「ガイド機能」により、撮影技術が無くても必要な情報を的確に伝える動画が社内で制作可能。
フォーマットに沿って撮影することで、誰でもクオリティの高い動画を制作することができます。
3)無料プランから用意。中小企業やベンチャー企業にも活用しやすい低価格
中小企業やベンチャー企業こそ自社の魅力を十分に伝えられていないと感じているため、動画制作会社よりも圧倒的に安い金額設定にこだわりました。
動画制作アプリ「Hinome」開発の背景
1)採用における動画コンテンツ重視の流れ
これまでは企業の採用活動はナビサイトが中心でしたが、最近では自社で採用サイトを持ち、自社のオリジナルコンテンツを充実させていく採用方法が広がりを見せています。
また、コンテンツとして動画の活用を始めている企業も多く見られます。
これまで社員紹介というとインタビュー記事が中心でしたが、動画は文字の何倍もの情報量があるため、動画での社員紹介も増えています。
人手不足や採用難が続くなか、採用サイトとコンテンツの拡充は今後さらに進むことが予想され、動画制作を内製化する動きは進むと考えます。
2)通信環境の充実による動画配信プラットフォームの整備
2020年を目途に次世代通信規格(5G)の導入が見込まれています。
5G通信では高速大容量の通信が可能になり、容量の大きい動画を活用したインターネット上の広告や、ネット上での動画のやり取りがさらに活発になることが予想され、今よりも簡単に早くネット上で動画にアクセスでき、動画の作成や視聴の需要も拡大することが想定されます。
また、街中でのWifiスポットも拡充しており、大容量の通信がもっと手軽になっていくことが予想されます。
そのため、企業内のコミュニケーションにおいても動画による情報のやり取りは増加することが予想され、社内コミュニケーション動画制作ツールの需要も高まると考えています。
3)人手不足による定着率向上への注目の高まり
昨今は人手不足が深刻となっており、現実に人手不足による倒産が増えているという報道もあります。
少子高齢化がさらに進むことにより企業にとっての人材確保は死活問題となるため、人材の採用および定着率向上への注目は益々高まると予想されます。
注目度の高まりとともに、企業の採用および定着支援に向けた予算も増加していくと考えています。
これらのことから、定着支援の一環として社内コミュニケーションにかける予算の増加も見込むことができ、社内コミュニケーション動画制作ツールに対しても企業が予算をかける可能性は高いと考えました。
動画制作アプリ「Hinome」開発の想い
弊社が早期離職防止コンサルタントとして企業の採用・育成・定着の支援をする中で、多くの企業、特に中小企業やベンチャー企業は以下の3つの課題を抱えていると感じていました。
1)自社の魅力をうまく発信できていない。
社員同士がお互いを尊敬しあいながら仕事をしている会社なのに、求人票では「残業少ない」「有給休暇取得率が高い」といった情報しか掲載できていない企業があります。
社内に「今の時代は福利厚生の充実をアピールしないと人が採れない」という先入観があるためです。
大企業に比べて福利厚生の充実が難しい中小企業の魅力の一つは「働く人々」です。
そんな働く人たちの魅力を外部に発信するためのツールとして「Hinome」を活用してほしいと考えています。
2)どこの会社も似たような社員インタビューばかりで社員の魅力が伝わりにくい
採用サイト上に情報は多くの会社が社員のインタビュー記事を掲載していますが、多くの企業のインタビュー内容は似通っており、企業にとっても差別化が難しくなっています。
社員一人ひとりの魅力を伝えるはずのインタビュー記事の目的を果たすためには、文字情報だけでなく、動画の活用が効果的だと考えました。
動画であれば同じような質問に対してのこたえであっても、表情、話し方、声の大きさなどによって人となりが伝わると考えています。
3)社内コミュニケーションの希薄化
働き方改革や生産性向上の流れでリモートワークなども増えてきている中、これまでよりも社内のコミュニケーションが希薄化していると感じます。
この状況に対して、コミュニケーションの機会そのものを増やすだけでなく、動画での感謝のメッセージ交換や、社員一人ひとりの動画での自己紹介を用意するなど、実際に会う機会は少なくてもコミュニケーションが希薄にならないためのツールとしても「Hinome」を活用してほしいと考えています。
これらの課題に対する解決策として「働く人々の魅力を伝える動画制作アプリ」を考えました。
自社の魅力発信の方法として、文字情報では伝わりにくい社員の雰囲気や会社の表情なども動画でなら伝えることが可能です。
監修者・株式会社カイラボ 代表取締役 井上洋市朗コメント
すでに動画編集アプリが大量にある中で、動画撮影アプリにした理由は、以下の3つです。
- 動画制作で工数がかかる編集をなくすことで誰でも簡単につかえる。
- 自然体の働く人々の魅力を伝えるたい。
- 撮影を通じて生まれる社内コミュニケーションを大切にしてほしい。
「Hinome」は企業の人事の方などがスマホを持って撮影することを想定しています。
一見、非効率ですが、撮影者とインタビューを受ける方との間に生まれるコミュニケーションが重要だと考えています。
動画制作会社に頼めば、人事の方は日程調整をするだけで済むかもしれませんが、そこには社員同士のコミュニケーションはうまれにくく、プロが編集したキレイな動画が出来上がるだけです。
「Hinome」は制作した動画のクオリティの高さと、簡単に動画制作ができる手軽さはもちろん、動画制作の過程にも価値があると考えています。
*魅力があるのに魅力を社内外に対して十分に発信できていない
*営業職やITエンジニアなどどんな仕事をしているのか外からは分かりにくい職種の採用に苦戦
*近年採用に苦戦しナビサイトなどにお金をかけているが芳しい成果が得られていない
*社内コミュニケーションにおいて社員同士の仲が悪いわけではないけど
*言葉にして感謝や賞賛を伝える文化に乏しい
様々なお悩みを抱える企業様にぜひご活用いただき、企業の発展のサポートをできればと願っています。